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ご褒美はキミ
第4章 絶対に従うこと
高志先輩がそっと優しく頭を撫でてくれた。
うん、こういうの……好き。
だから“体を触られる”のも不安がる必要ない……よね。
「満員電車なら、立ってするべきだよな。どうせなら窓んとこでするか。ドア際な感じで」
充輝先輩の言葉を合図に立ち上がった高志先輩が、私に手を差し出した。
「えっ、俺は寝たまま参加?」
「他のお客様の迷惑となりますので、車内では寝転ばないでください」
充輝先輩はそう言って私の腰に手を回し、窓へと移動する。
「そんなぁ」
後ろで豊先輩の情けない声がした。
窓に三人でもたれる形になって、私の前に高志先輩が、後ろに充輝先輩が立つ。
三人の体がピッタリと密着したところで、充輝先輩が少し動いた。
「んじゃ、スタート」
高志先輩が私の腰を抱くように手を回した。
うん、こういうの……好き。
だから“体を触られる”のも不安がる必要ない……よね。
「満員電車なら、立ってするべきだよな。どうせなら窓んとこでするか。ドア際な感じで」
充輝先輩の言葉を合図に立ち上がった高志先輩が、私に手を差し出した。
「えっ、俺は寝たまま参加?」
「他のお客様の迷惑となりますので、車内では寝転ばないでください」
充輝先輩はそう言って私の腰に手を回し、窓へと移動する。
「そんなぁ」
後ろで豊先輩の情けない声がした。
窓に三人でもたれる形になって、私の前に高志先輩が、後ろに充輝先輩が立つ。
三人の体がピッタリと密着したところで、充輝先輩が少し動いた。
「んじゃ、スタート」
高志先輩が私の腰を抱くように手を回した。