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ご褒美はキミ
第4章 絶対に従うこと
「すっげぇ……真帆、エロい」

不意に、足元から豊先輩の声がした。
寝転んだまま、私たちの行為を眺めている。

「や……あぁ……」


見られていた。

全部……


高志先輩の指が中心の近くに触れて、小刻みに動き始めた。胸はゆっくりと大きく円を描くように揉まれている。


……見られている。

「…んっ……や……」

恥ずかしくて、高志先輩の体に再び顔を押しつけた。


ピピッ、ピピッ、ピピッ……


二人が離れていく。
充輝先輩がアラームを止めて、ニヤリと笑った。


終わっ……た、の?

「やっぱ2分は短いな」


充輝先輩は私の唇の端にキスを落とした。

「ごめん、やり過ぎたかな」

胸やお尻に残る手の感触を意識しながら、首を横に振る。
まだ少し頭がぼーっとしていて、何も言えなかった。
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