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ご褒美はキミ
第4章 絶対に従うこと
笑い、ふざけあう先輩たちは、いつもと変わらない。
私が変に意識して、感じてしまっただけ。
先輩たちは、そんなつもりなかったのだ。
さっきまでとは違う意味で恥ずかしくて、顔が熱くなっていく。
指令カードを捲った充輝先輩が、突然シャツを脱ぎ捨てた。
“服を一枚脱ぐ”
もし私がそのカードを引いてしまったら、そう思うと落ち着かなかった。
靴下も服にカウントしてもらえたら良いけれど……。
変な指令が当たりませんように……
恐る恐るサイコロを振って、シールを剥がす。
“忘れ物をして家に取りに戻る
(スタートへ戻る)”
ホッとして、肩の力が抜けた。
高志先輩のコマが止まったのは“指令カード”のマス。
「真帆、協力お願い」
手渡されたカードには“キスをする”って書いてあった。
私が変に意識して、感じてしまっただけ。
先輩たちは、そんなつもりなかったのだ。
さっきまでとは違う意味で恥ずかしくて、顔が熱くなっていく。
指令カードを捲った充輝先輩が、突然シャツを脱ぎ捨てた。
“服を一枚脱ぐ”
もし私がそのカードを引いてしまったら、そう思うと落ち着かなかった。
靴下も服にカウントしてもらえたら良いけれど……。
変な指令が当たりませんように……
恐る恐るサイコロを振って、シールを剥がす。
“忘れ物をして家に取りに戻る
(スタートへ戻る)”
ホッとして、肩の力が抜けた。
高志先輩のコマが止まったのは“指令カード”のマス。
「真帆、協力お願い」
手渡されたカードには“キスをする”って書いてあった。