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ご褒美はキミ
第5章 脱いでいく

「俺も手伝うっ」
豊先輩が近づいてきた。
アルコールに潤んだ瞳がまっすぐに私の胸を見つめている。
きっと、いつもの冗談。
からかって遊んでいるだけ。
それでも、本当に脱がされる気がして怖かった。
そのくらい先輩たちは真に迫っている。
やり過ぎ……だよ。
……えっ!?
スカートの中に潜った高志先輩の指が、さらに奥へと進んでショーツの縁をなぞった。
やだ、うそ!?
鼓動がどんどん激しくなっていく。
も、もう……
「……っ……じぶ…んで、」
体を捩って、なんとか高志先輩の膝から逃げ出した。
「遠慮しなくていいのに」
充輝先輩が笑った。
けれどもう、からかうつもりはないみたいで、立ち上がったまま動けないでいる私を辛抱強く待ってくれている。
それなのに、なぜか急かされている気がした。
豊先輩が近づいてきた。
アルコールに潤んだ瞳がまっすぐに私の胸を見つめている。
きっと、いつもの冗談。
からかって遊んでいるだけ。
それでも、本当に脱がされる気がして怖かった。
そのくらい先輩たちは真に迫っている。
やり過ぎ……だよ。
……えっ!?
スカートの中に潜った高志先輩の指が、さらに奥へと進んでショーツの縁をなぞった。
やだ、うそ!?
鼓動がどんどん激しくなっていく。
も、もう……
「……っ……じぶ…んで、」
体を捩って、なんとか高志先輩の膝から逃げ出した。
「遠慮しなくていいのに」
充輝先輩が笑った。
けれどもう、からかうつもりはないみたいで、立ち上がったまま動けないでいる私を辛抱強く待ってくれている。
それなのに、なぜか急かされている気がした。

