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ご褒美はキミ
第5章 脱いでいく
取り外したブラジャーは、迷った末にソファに置いてあるクッションの下に隠すことにした。


前屈みになった時、後ろで先輩たちが動いた。
お尻の辺りに視線が集中しているのを意識して、お腹の奥がかっと熱くなる。

自分の反応に戸惑い、恥ずかしくてたまらない。
それでも、ブラジャーを早く隠してしまいたくて、そのことで頭がいっぱいになっていた。

急いで、もう少し前屈みになって、クッションの下にブラジャーを押し込む。


どうして先輩たちが食い入るように見つめているのか、考える余裕なんてない。

だから、お辞儀するように上半身を倒すその格好が、先輩たちにお尻を突き出しているみたいだってことに気づいていなかった。

前へ屈めば屈むほどスカートがずり上がって、白いショーツが丸見えになっているってことにも。
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