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ご褒美はキミ
第6章 麻痺していく
胸の上に集まったキャミソールは、ベッタリと貼りついてしまっていた。体をくねらせて脱ごうとしたけれど、肌に引っかかって上手く脱げない。
「んっ……ぁっ…」
格闘していると体が大きくふらついて後ろに傾き始める。
「…っと、危ない」
すぐに豊先輩が受け止めてくれた。
「やったげるから、無理すんな」
背中が、しっとりとした肌に触れていた。熱い息づかいが直に伝わってくる。
「ほら、バンザイして」
充輝先輩に言われて、ノロノロと腕を上げる。
「真帆は……疑わないんだな」
不意に高志先輩の困ったような声がした。
……うたが…う?
せん、ぱい…たちを……?
ど、うして……?
ぐちゃぐちゃに丸まったキャミソールが腕を通過していく。
先輩たちが手伝ってくれたから、肌にまとわりつく不快感も、風邪を引く心配も、なくなった。
「んっ……ぁっ…」
格闘していると体が大きくふらついて後ろに傾き始める。
「…っと、危ない」
すぐに豊先輩が受け止めてくれた。
「やったげるから、無理すんな」
背中が、しっとりとした肌に触れていた。熱い息づかいが直に伝わってくる。
「ほら、バンザイして」
充輝先輩に言われて、ノロノロと腕を上げる。
「真帆は……疑わないんだな」
不意に高志先輩の困ったような声がした。
……うたが…う?
せん、ぱい…たちを……?
ど、うして……?
ぐちゃぐちゃに丸まったキャミソールが腕を通過していく。
先輩たちが手伝ってくれたから、肌にまとわりつく不快感も、風邪を引く心配も、なくなった。