この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご褒美はキミ
第2章 お弁当の代わりに
泣きたくなかった。
泣いて、先輩たちを困らせたりしたくなかった。

俯いていると、充輝先輩に頭をクシャリと撫でられた。

「謝ることないって。豊が悪いんだから」
「豊が勝手に期待しただけだから」

高志先輩まで、私をかばってくれる。

がっかりさせてしまった私が悪いのに……。

やる気を出してくれるのなら、どんなことでもしてあげたい。
その気持ちに嘘はないのに、手作りのお弁当と同じくらい喜んでくれるものが分からない。

「……っ、どんなご褒美が良いですか?」

先輩たちが期待する“ご褒美”をあげたかった。
これ以上先輩たちを傷つけたくなかったし、お弁当の償いもしたかった。

「なんでもします」

何よりも、先輩たちの力になりたかった。

「「「なんでも!?」」」

先輩たちは同時に大きな声を出した。
/188ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ