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私は・・・Mでした
第5章 二人の世界
颯太さんは縄を持ってきて
「これ見たらわかるよな
どうなるか言ってみるんだ」

「はい 
ご主人様の手によって私は縛られます」

「その通りだよ
鏡の前に立ってごらん
絶対に目をそらしたり、下を向くなよ」

「はい」
ご主人様が手にしていた縄が・・・
時々、痛みを伴ってはいたが、あっという間に縛り終わった
鏡には亀甲縛りされた私がうつし出されていた

「鏡にうつってる姿はどうだ?」

「恥ずかしいです」

「恥ずかしくないよ。瑞希だからこんなに厭らしく見えるんだよ
今日は手始めにこんな感じかな・・・
少しずつ、色んなふうに縛って可愛がってあげるからな」

「はい」

ご主人様の調教を受け始めた頃とは違う感情が芽生えはじめた
それと同時に私は一生、颯太さんの奴隷でいると決めた
絶対に颯太さんから離れない・・・

「瑞希、お前の厭らしくて醜い姿は最高だよ
本当だったらこれに服を身につけて買い物でもしてもらうんだけどね・・・
流石にはじめての子にはさせられないよ」

「私は大丈夫です」

「洋服はあの時に着ていた服しか無いんだ
破れた服で行くのか?」

「そうします」

「落ち着けよ お前は何を考えてるんだ」

ご主人様・・・私、
誰にも負けない、あなた好みの奴隷になりたいんです
だから、私の事なんか気にしないで・・・

「颯太さん・・・」

突然の私の涙にご主人様は
ビックリしていた
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