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息子の柔道教室の先生
第1章 息子の柔道教室の先生
先々月のことです。
私は末っ子を実家の母に預け、ヘアサロンに行きました。
実家の母が「たまにはゆっくりしておいで」と言ってくれたので、夕飯時に上の子二人を連れて実家に戻るスケジュールでした。
ヘアサロンからの帰り、久しぶりに伸び伸びした気持ちで街を歩いていると、向こうから見覚えのある大柄な男性が歩いてきました。
ブルーのチェック柄のシャツとベージュのチノパンに身を包んだ姿は、ダサいものの、筋肉質でガッチリムッチリした身体は一目瞭然。
大きく張り出した胸筋なんて、歩くたびにユサユサと音がしそうなくらいでした。
「あっ!」
「あっ…」
気付いたのはほぼ同時。
吉田先生でした。
「吉田先生〜!こんにちは〜、奇遇ですね」
カットしたばかりのツヤツヤの髪を耳にかけて微笑むと、吉田先生は明らかにドギマギしていました。
「アッ…こんにちは…長男君のお母さん、偶然ッスね」
「今日は?お休みですか?」
「あっ、ええ、有給を消化しようかと…」
「そうだったんですか」
「えと…今日、長男君は?」
「学校ですよ、私は末っ子を母に預けてここまで」
「ヘェ…買い物とかッスか?」
「ヘアサロン帰りなんです、末っ子がいると散髪もゆっくり行けませんから」
「あ…どうりで…いつもと感じが違うなと思ってたッス」
「あぁ、だって私いつもパンツスタイルですもんね」
「エ…いやいや、じゃなくて…髪の…雰囲気が、天使の輪っていうか…」
私みたいな教え子の母親ですら、女性相手だとドギマギしちゃう吉田先生が可愛く見えました。
私は末っ子を実家の母に預け、ヘアサロンに行きました。
実家の母が「たまにはゆっくりしておいで」と言ってくれたので、夕飯時に上の子二人を連れて実家に戻るスケジュールでした。
ヘアサロンからの帰り、久しぶりに伸び伸びした気持ちで街を歩いていると、向こうから見覚えのある大柄な男性が歩いてきました。
ブルーのチェック柄のシャツとベージュのチノパンに身を包んだ姿は、ダサいものの、筋肉質でガッチリムッチリした身体は一目瞭然。
大きく張り出した胸筋なんて、歩くたびにユサユサと音がしそうなくらいでした。
「あっ!」
「あっ…」
気付いたのはほぼ同時。
吉田先生でした。
「吉田先生〜!こんにちは〜、奇遇ですね」
カットしたばかりのツヤツヤの髪を耳にかけて微笑むと、吉田先生は明らかにドギマギしていました。
「アッ…こんにちは…長男君のお母さん、偶然ッスね」
「今日は?お休みですか?」
「あっ、ええ、有給を消化しようかと…」
「そうだったんですか」
「えと…今日、長男君は?」
「学校ですよ、私は末っ子を母に預けてここまで」
「ヘェ…買い物とかッスか?」
「ヘアサロン帰りなんです、末っ子がいると散髪もゆっくり行けませんから」
「あ…どうりで…いつもと感じが違うなと思ってたッス」
「あぁ、だって私いつもパンツスタイルですもんね」
「エ…いやいや、じゃなくて…髪の…雰囲気が、天使の輪っていうか…」
私みたいな教え子の母親ですら、女性相手だとドギマギしちゃう吉田先生が可愛く見えました。