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あなたがそれを望むなら
第3章 この手を取って
更に強引に松野さんの足を開かせて、そのまま体を裂くように押し入って行く。
冷たい玄関の床が二人の体温と、松野さんの粘膜で染まっていく。

「んぐっ!んっ、ん!!」

本当はもっと絡め取ってしまいたい。
唇を奪って、服も全部剥ぎ取って、松野さんを俺で染めてしまいたい。
でも、さすがに今の状況では無理か。

まぁ、今の松野さんの反応だけでも、俺の欲求の半分は満たされている。
こんなに反応してくれるなんてな。

「あっ、くっ、松野さんの中、マジでヤバい…。すっげぇ熱い…っ」

我慢したいのに、無意識のうちに声が震える。
今まで抱いてきた女性の中でも、これほど極上な体は早々いないだろう。
そして、こんな背徳的な行為も産まれて初めてだ。
それが俺に更なる興奮を与えた。

「ん、んっ!!」

玄関で押し倒して、両手を拘束して、口も塞いで。
もう俺は犯罪者だな。

「う、あぁ…、最高…っ」

他の連中が松野さんを好きになる気持ちがわかった。
黒々としてて艶々の髪。
透き通るような白い肌。
目を閉じたときに見せる長い睫毛。

その女性が、今俺の体の下で快感に悶えてる。
俺にムリヤリ犯されながらも、抗えない快感に身を任せている。

「……いい顔。んぅっ」

快感に歪むその顔すら可愛くて仕方ない。
さっきは一瞬過ぎて見逃してしまったが、今度はちゃんと見たいと思ってしまった。

松野さんが絶頂に達する表情。
この可愛い顔が絶頂の時に歪む瞬間を。

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