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あなたがそれを望むなら
第3章 この手を取って
「ううぅ…っ!!んうぅぅぅっ!!」
「ダメだって、松野さん。ちゃんと俺の方を見て」

松野さんの顎に触れると、口に突っ込んだ下着越しにわかる熱い吐息。
最早下着も唾液でびしょ濡れ状態。

眉をしかめて、涙を流しながら、無駄な抵抗を繰り返してる姿が何とも言えないくらいに可愛くて。
悲鳴すら俺を興奮させてくれる。

「ん、…っ」

この顔を見てるだけでこちらもヤバい。
油断したら食われてしまうな…。

「イキそうなんだろ?イッていいよ?」
「んう…、んぐっ!!」

首を左右に振って嫌がっているが、今更だな。
既に俺の指でイッたくせに。
俺に貫かれてイクのは嫌なようだ。
でも、いつまでその我慢が続くかね…。

「嫌がってても、どうせイカされるだけだよ?」
「ん、んっ!」
「ほら…、んっ?」

床に両手を付いて腰を激しく打ち付けた。
肌がぶつかり合う音が玄関中に響く。

「んうううっっ!!ん、あ…っ!」
「ほら、ん?いつまで我慢出来る?」

松野さんの中が俺を締め付けて来る。
口や態度は抵抗していても体は素直だ。
もうとっくに我慢の限界は来てるはずなのに。
強情な女…。

「ふ、んっ!!んっ、ん…っ」
「はぁ、んっ。さっさとイケよ…ほら!」

抵抗も出来ない、言葉も発せれない。
俺に追い詰められていくだけ。
どんなに抵抗しても、それは全て徒労になる。
だからこそ、俺の好き勝手に事が運ぶのが気に入らないのか絶頂を我慢しているように見える。

でも、言っただろ?
無駄な抵抗だって。


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