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幼稚園から始まって高校生になったなら。
第12章 インピオ3
 ビクウゥゥ、ビクビクビクビクビクビクビクビクゥゥゥゥゥ・・・・・・ッッ!!!!!

 ドピューッ。ドリュリュリュ、ドプドプドプドプドプドプドプドプドプ・・・・・・ッッッ!!!!!!!!!

「・・・・・~~~~~~~っっっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥ふあぁぁぁぁっ。はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・っっ!!!!!!!」

「~~~~~~~っっっ!!!!!・・・はあはあはあっ、ふぅ。柚希」

「はあはあ、はあはあっ!!!・・・とおる」

 行為が終わって落ち着いて来ると、二人は再び互いを呼び合いキスをかわすが、しかし。

「え、えっ?とおる・・・!?」

「柚希・・・。ごめんね、もう一回!!」

 そう告げると戸惑う彼女を抱きしめたまま透は律動を再開させた。

「とおる・・・っ。あっ♥♥♥あ、あああっ。ああああーーーっっ♪♪♪♪♪」

 最初はびっくりしていた柚希もすぐにまた甘い声を漏らしながら回した腕に力を込めるが結局その日、二人は5回も連続して交わり続け、透がようやく満足する頃には柚希は完全に気を失ってしまっていた。

 自身に組み敷かれた状態のままでだらしなく口をあけ放ち、白目を剥いて脱力している恋人の姿にますます興奮してしまった透はもっと繫がっていたいと思ったのだが、さすがにくたびれたのと、誰かが帰って来たら困ることになるので結合を解いて周りを片付け、室内を急いで換気した。

 特に後片付けは大変だった、なにしろ5回も出した柚希のお股は透の精液と彼女自身の愛液の混ざった白濁液でベチョベチョになってしまっており、抱き合っていたシーツもまた二人の汗で濡れていたのだ。

 それらを何とか片付け終えてようやく透が一息付いていたころに大悟と実里が帰宅して来た。

 あのままやりまくっていたらやばかったと、少年は内心ビクッとするが、それはすぐに満たされた幸福感と多大な疲労へと変わって行った。

 2012年7月7日、曇りのち晴れ。

 この日、少年は勇者になった(冒険はまだ始まったばかり)。
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