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幼稚園から始まって高校生になったなら。
第4章 一条家
 今でも週に二、三回は大悟に抱かれているためだろう、身長167㎝、バスト99、ウエスト63、ヒップ93と言う白くて肉付きの良いその体は妖艶な魅力を漂わせており、透には全くわからないモノの他人から見ると中々にグッとくるものがあるらしい。

 彼女も元々現役時代に大悟が通っていた治療院で整体師をしておりそれが縁となって二人は結ばれた、マッサージ師以外にも指圧師やアロマセラピスト、ヨガに気功師など数々の免許技能を有していた実里はそれらを駆使して当時スランプに陥っていた大悟に様々な角度からアドバイスを与え、手ほどきを加えて公私にわたって支え続けたのだ。

 その結果、大悟はようやく大成した。

 出場した世界選手権では三位入賞を果たし、オリンピックでも個人団体で銀メダルを獲得するなど選手として十二分な実績を積み上げるに至った。

「・・・・っつ!!」

「大丈夫でしょ、これくらい。それよりちゃんとストレッチはしているの?」

「してるよ、試合前とか練習のあととか・・・」

「それじゃ全然足りないよ。お前は体が硬いんだから、ちゃんと解さないとケガするよ?」

 父親にしごかれた後のわが子のケアをしながら実里が告げるが遺伝的に屈強な肉体を持って生まれて来る一条家の男たちはみな力は強いが関節が硬く、せっかくの筋肉のしなやかさや骨格の稼働領域などを活かし切れていない傾向にあった。

 それを補うべく実里はかつて大悟にしたように、子供達にも整体や気功、ヨガなどを教え込み、柔道の練習と合わせて必ずそれらを実践させるようにしていたのだ。
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