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第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃

つらい…

アタシは、一生懸命になって仕事をおぼえるためにがんばって働いていたのに…

ダイケンだから、大学と明屋書店をやめて高校へ行けと命令された…

それは一体どういうわけなの…

ダイケンの資格がそんなにいかんと言うわけ…

高校へ行けと言うても…

どういった高校がアタシに合うのか…

よく分からない…

ちえりは、上の人から命令口調で高校へ行けと言われた時、高校へ行くのはなんのためと反論したので、このように言われてしまった。

『高校へ行くのは楽しい時間を過ごすために行くのよ!!夏休みがある!!冬休みがある!!春休みがある!!修学旅行や体育祭や文化祭がある!!土日祝日の休みがあったり遊びに行ける!!高校へ行けば３年間楽しいことばかりの毎日なのよ!!うちかて全日制の高校へ行きたかったわよ!!全日制高校へ行けば毎日毎日天国なのよ!!いい特典がぎょーさんついているのよ!!わかっとんかしら!!』

ちえり自身は、上の人が言うていた言葉が全く理解できないので、ますますコンメイをきわめていた。

その後、ちえりは行方不明になってしまった。

その直後に、ちえりは恐ろしい事件に巻き込まれてしまった。