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崩口川(くえくちがわ)
第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃

「おかーさん!!この際だから言うけれども、紗菜永については高校進学したいと言うてもガマンさせることを決めたから!!」
「紗菜永の高校受験をやめさせるって…志津永!!お前は正気でそななことを言うてはるの!?」
「ええその通りよ!!」
志津永は、わけの分からないことを口走っていたので、母親はますます困り果てた声で志津永に言うた。
「志津永!!もう一度冷静になって考え直すことはできんの!?」
「できるわけないわよ!!」
「それは一体どういうわけなのよ!?」
「あのね!!ちえりが明屋書店に大損害を与えて逃走しているのよ!!店の売上金や小切手帳を盗んだ上に、お店の商品を持ち逃げしたのよ!!ちえりが犯したあやまちはイトコである華菜永か紗菜永が負う決まりになっているのよ!!」
志津永は、ますますわけの分からない口調で言い続けていた。
志津永は、紗菜永に高校受験をあきらめさせる理由は他にあるというてから、紗菜永の学校のシケンの学年順位が悪いことをたなにあげて口走っていた。
「紗菜永の高校受験をやめさせるって…志津永!!お前は正気でそななことを言うてはるの!?」
「ええその通りよ!!」
志津永は、わけの分からないことを口走っていたので、母親はますます困り果てた声で志津永に言うた。
「志津永!!もう一度冷静になって考え直すことはできんの!?」
「できるわけないわよ!!」
「それは一体どういうわけなのよ!?」
「あのね!!ちえりが明屋書店に大損害を与えて逃走しているのよ!!店の売上金や小切手帳を盗んだ上に、お店の商品を持ち逃げしたのよ!!ちえりが犯したあやまちはイトコである華菜永か紗菜永が負う決まりになっているのよ!!」
志津永は、ますますわけの分からない口調で言い続けていた。
志津永は、紗菜永に高校受験をあきらめさせる理由は他にあるというてから、紗菜永の学校のシケンの学年順位が悪いことをたなにあげて口走っていた。

