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崩口川(くえくちがわ)
第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃

「志津永!!さっきから聞いていたらぐちゃぐちゃばかりを言うているわよ!!稲井の家の親族(亡くなった照史)がヤクザの組長さんの愛人の女をレイプして殺してしまった22年も前のことについては、加害者が中1だったので、稲井の親族の家が弁護士さんを立ててジダン交渉をしたので、問題は解決できているのよ!!」
「だけど!!相手方が再びほじくり返してきたのよ!!22年前のレイプ殺人事件で喪した(なくした)レコ(おんな)を返せとうちにいうてきたのよ!!あと、ちえりがカレから受け取った金が組の上納金だからその分も含めて返せと凄まれたのよ!!」
「それだったらどうしてケーサツに行かないのよ!!」
「組長さんの知人に県警本部のえらいさんがいるのだぞと言うて反撃されるわよ!!」
「それだったらおかーさんが知っている人を介して問題のヤクザ組織と対立しているヤクザ組織の顧問弁護士さんを立てて問題のヤクザ組織の組長さんに交渉をしておくから…そんなことよりも、沙菜永が卒業後に進学する高校のことで話し合いがしたいと言うから、おかーさんは知人に頼んでパンフを取り寄せたのよ!!」
志津永は、母親の言葉を聞いたとたんにテーブルの上に置かれている私立高校の入学案内のパンフをズタズタに破いてしまった。
「だけど!!相手方が再びほじくり返してきたのよ!!22年前のレイプ殺人事件で喪した(なくした)レコ(おんな)を返せとうちにいうてきたのよ!!あと、ちえりがカレから受け取った金が組の上納金だからその分も含めて返せと凄まれたのよ!!」
「それだったらどうしてケーサツに行かないのよ!!」
「組長さんの知人に県警本部のえらいさんがいるのだぞと言うて反撃されるわよ!!」
「それだったらおかーさんが知っている人を介して問題のヤクザ組織と対立しているヤクザ組織の顧問弁護士さんを立てて問題のヤクザ組織の組長さんに交渉をしておくから…そんなことよりも、沙菜永が卒業後に進学する高校のことで話し合いがしたいと言うから、おかーさんは知人に頼んでパンフを取り寄せたのよ!!」
志津永は、母親の言葉を聞いたとたんにテーブルの上に置かれている私立高校の入学案内のパンフをズタズタに破いてしまった。

