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崩口川(くえくちがわ)
第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃

(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
母親の目の前で志津永が私立高校の入学案内のパンフを思い切り破いていたので、母親はものすごい血相をして怒っていた。
「志津永!!」
「おかーさんがいらんことしたからパンフを破いたのよ!!」
「いらないことじゃないのよ!!沙菜永がどうしても高校へ行きたいのであったら高校卒業後の進路に困らない付属の大学がある私立高校の方がいいのではと思ってパンフ取り寄せたのよ!!」
「夢みたいなことを言わないでよ!!付属の大学がある私立高校がどこにあると言うのかしら!!」
「付属の大学がついている私立高校には総合学科があるのよ!!」
「夢みたいなことを言わないでよ!!沙菜永のペースに合わせて授業をする高校なんてないと言うたらないわよ!!繰り返して言うけど、学年順位最下位の40以下の偏差値ではヤクザ組織の組長さんの家で行儀見習いをするしかないのよ!!アタシが決めたことを勝手に変更しないでよ!!」
母親の目の前で志津永が私立高校の入学案内のパンフを思い切り破いていたので、母親はものすごい血相をして怒っていた。
「志津永!!」
「おかーさんがいらんことしたからパンフを破いたのよ!!」
「いらないことじゃないのよ!!沙菜永がどうしても高校へ行きたいのであったら高校卒業後の進路に困らない付属の大学がある私立高校の方がいいのではと思ってパンフ取り寄せたのよ!!」
「夢みたいなことを言わないでよ!!付属の大学がある私立高校がどこにあると言うのかしら!!」
「付属の大学がついている私立高校には総合学科があるのよ!!」
「夢みたいなことを言わないでよ!!沙菜永のペースに合わせて授業をする高校なんてないと言うたらないわよ!!繰り返して言うけど、学年順位最下位の40以下の偏差値ではヤクザ組織の組長さんの家で行儀見習いをするしかないのよ!!アタシが決めたことを勝手に変更しないでよ!!」

