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崩口川(くえくちがわ)
第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃

志津永は、このあと意味不明の言葉を言いまくっていたので、きわめて危険な状態におちいった。
両親は、志津永がもしかしたら問題のヤクザ組織に出入りをしているのではないのかと思って、ひどく心配になっていた。
志津永がわけの分からないことを言いまくって居間から飛び出した直後のことであった。
華菜永は、祖父母に対して華菜永自身も学年順位が最下位で大学受験が難しい状況にあるというてからこう言うた。
「あのね…アタシも…担任の先生から…大学…あきらめろと言われたから…大学受験やめる…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
華菜永は、祖父母に大学受験をやめると言うた後にくすんくすんと泣き出したので、祖母は華菜永にこう言うた。
「大学…あきらめるのね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「それじゃあどうするのよこれから先…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
華菜永は、祖母からの問いに対してくすんくすんと泣いていた。
この時、華菜永も大学受験をあきらめてしまった。
志津永は、頭がいかれてしまったようだ…
沙菜永に続いて、華菜永も進学することができなくなった…
バンサク尽きた…
志津永の両親は、華菜永と沙菜永を武方の家から出して、志津永の前のダンナの家の籍に返した方がいいのではと思っていたので、知人の弁護士さんに電話をしてお願いをすることにした。
その頃からであったが、家庭内の状況が日増しに悪化していた。
このままの状態が続けば華菜永と沙菜永に危険が及ぶので、祖父母は志津永を華菜永と沙菜永から強制的に引き離さないと排撃されてしまうと強い危機感を抱くようになった。
手遅れになる前に…
華菜永と沙菜永を志津永から引き離さないと…
排撃されてしまう…
手遅れになる前に…
華菜永と沙菜永を本当のおとーさんの本籍地へ帰さないと…
大変なことになってしまう…
急がないと…
華菜永と沙菜永が殺されてしまう…
両親は、志津永がもしかしたら問題のヤクザ組織に出入りをしているのではないのかと思って、ひどく心配になっていた。
志津永がわけの分からないことを言いまくって居間から飛び出した直後のことであった。
華菜永は、祖父母に対して華菜永自身も学年順位が最下位で大学受験が難しい状況にあるというてからこう言うた。
「あのね…アタシも…担任の先生から…大学…あきらめろと言われたから…大学受験やめる…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
華菜永は、祖父母に大学受験をやめると言うた後にくすんくすんと泣き出したので、祖母は華菜永にこう言うた。
「大学…あきらめるのね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「それじゃあどうするのよこれから先…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
華菜永は、祖母からの問いに対してくすんくすんと泣いていた。
この時、華菜永も大学受験をあきらめてしまった。
志津永は、頭がいかれてしまったようだ…
沙菜永に続いて、華菜永も進学することができなくなった…
バンサク尽きた…
志津永の両親は、華菜永と沙菜永を武方の家から出して、志津永の前のダンナの家の籍に返した方がいいのではと思っていたので、知人の弁護士さんに電話をしてお願いをすることにした。
その頃からであったが、家庭内の状況が日増しに悪化していた。
このままの状態が続けば華菜永と沙菜永に危険が及ぶので、祖父母は志津永を華菜永と沙菜永から強制的に引き離さないと排撃されてしまうと強い危機感を抱くようになった。
手遅れになる前に…
華菜永と沙菜永を志津永から引き離さないと…
排撃されてしまう…
手遅れになる前に…
華菜永と沙菜永を本当のおとーさんの本籍地へ帰さないと…
大変なことになってしまう…
急がないと…
華菜永と沙菜永が殺されてしまう…

