この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
崩口川(くえくちがわ)
第2章 崩口川(くえくちがわ)・排撃
事件は、それから数十分後に発生した。

ところ変わって、県道13号線・壬生川新居浜野田線の旧有料道路だった大きな道路にて…

事件は、華菜永と沙菜永の両親が乗っている白のカローラのライトバンの中で発生した。

華菜永と沙菜永の両親は、家から帰る途中の道でおらびあい(どなりあい)の大ゲンカを起こしていた。

ふたりとも冷静に話をすることができなくなっていたので、きわめて危険な状態になっていた。

その時であった。

(カチッ…ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…)

この時、車の中にヤクザの男が隠れていて、隠し持っていた時限爆弾をセットした。

車が禎瑞(ていずい)の田園地帯を通過していた時に、ヤクザの男が車のシートの下にセットした。

そして…

(ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…ドカーン!!ドカーン!!ゴゴゴコ!!ドカーン!!)

華菜永と沙菜永の実父母が乗っている白のカローラのライトバンがものすごく大きな爆破音を伴って炎上したのと同時に、車体とふたりの身体が粉々になってしまった。

あとになって、華菜永と沙菜永の実父が数年前に松山市内で車を運転中に小学生の男の子をひいて死なせてしまった後に逃げた事件を起こしていたことが明らかになった。

ひき逃げ事故で亡くなった男の子は、松山市内で暮らしているヤクザ組織の組長のひとり息子であった。

華菜永と沙菜永の実父がヤクザがらみのもめごとを起こしていたことが明らかになったので、沙菜永に続いて華菜永もヤクザの組長さんの家へ行儀見習いに出される危険性が出ていた。

華菜永と沙菜永は、卒業後の進路がゼツボー的になったと思い込んでいたので、10月の下旬頃から学校に通うことをやめていた。
/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ