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メサイアの灯火
第11章 ロスト・バージン
「蒼太」

「なに?メリー・・・」

「蒼太は私のこと、好き?」

「うん、好きだよ、大好きだ」

「私も蒼太の事が大好き。だから私の初めてを蒼太にあげる」

「・・・?うん、ありがとう」

(ハジメテ・・・?なんだろう)

 凶悪なモノを持っていながらまだ性に疎かった蒼太は思わず内心、キョトンとなるがなんだかその言葉と何時もとは違うメリアリアの雰囲気を感じ取り自身もドキドキとしてしまった。

 綾壁家の浴室は広い作りになっていて一度に子供達なら五人くらいは平然と入れるくらいの面積は確保されていたのだが、それでもまるで室内全体に自身の鼓動が響き渡るような感覚に襲われる程に二人とも心臓が高鳴って来ていた。

「蒼太、触って・・・?」

「うん」

 やがてそう言うとメリアリアは少年の手を握り、丸みの帯びてきていた乳白色の肢体の股間部分へと宛がわせる。

 クチュ、クチュ、クチュ、クチュ・・・。

「ひゃあ、はん。ああぁぁぁぁぁぁぁっ!?はん、はん。はあぁぁぁぁっ!!」

 一方の蒼太はその言葉に頷くと後は無言で少女の秘部を弄り始めた、その手の動きに合わせるようにしてメリアリアは嬌声を奏で始める。

 そこを刺激されるとエッチなお汁が出るようになっていた彼女のアソコはもうグチョグチョになっていてこれ以上、触れる必要が無い程だったがそれでも蒼太は言われるままに触り続けた。

 指の第一関節部分を穴の中へと挿入させてクチュクチュと掻き混ぜるようにし、同時に剥き身のクリトリスをも掌で擦り上げる。

 入り口からちょっと行った場所に白と言うか薄ピンク色の膜のようなモノが掛かっていることまで知っていたが、ここを触るとメリアリアが痛がる為に余り奥まで入れないように注意した。

「んちゅるぷっ!!」

「ひゃうぅぅっ!?」

 次に蒼太は彼女の割れ目にしゃぶり付いた、言われたからではなくて好奇心からだった、ここは既に何度も舐めた事もあったから刺激の仕方も解っていた。

 プニプニしていて柔らかなそこに吸い付くとおしっこのようなしょっぱい風味が口腔内に広がって行く。
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