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おとなりの、ひとづまと。
第8章 嘘じゃない本当の話。
 などと、少しは射精を先延ばしにしてみようと、どうでもいい事を考えてはみるが、彼女の気持良さに敵う筈も無く、またすぐに射精してしまう。
 おれが射精をすると、彼女は嬉しそうに微笑みを浮かべていた。
 回数を経る毎に、間隔は開いているが、おれは延々と、精液を彼女に搾取され続ける。


 ――ふと、気が付くと、おれはうつ伏せで、一人で寝ていた。
 身体が重い。意識はあったが身体を起こす事が出来なかった。
 喉がかなり渇いていて、声を出す気も起きなかった。
 ここはさくらさんの家の寝室だ。黒と白を基調とした、素敵な部屋。
 そこで、おれはさくらさんとセックスをしていた。
 何度も何度も、彼女の中で射精して、そして、あまりにもイキ過ぎて意識不明になってしまった……と言ったところだろうか。

 寝返りをうち、仰向けとなる。
 煩わしいギプスを放り投げる様に左腕を動かした。肘に痛みが奔る。思わず呻き声を漏らした。
 激痛だったが、それは今が夢で無い事の証明となった。
 暫くの間、ひとりで静かに時を過ごした。
 時計を見ると午前四時を回っていた。
 一体何時頃から何時間くらいセックスしていたのだろう?と思う。
 起きた時、チンポは若干草臥れていたが、さくらさんとのあれこれを思い出している内に、すぐに復活を遂げた。

 寝室の扉が開いた。
 バスタオルを頭に巻き付けた、さくらさんが入って来る。
「あれ、翔太、起きてるじゃん?」彼女はそう言うと、ベッドへ乗り上がってきた。
 黒い下着を身に着けている。その様子から見て、風呂に入ってきたのは明白だった。
「今起きたよ。さくらさん、風呂入ってきたの?」
「うん、アンタの精液で身体中がべたべたしてたからさ。マンコとか、拭いても拭いても精液溢れて来ちゃうから、お風呂で洗い流してきたの」
「えー、おれも風呂入りたかったのにー」
「だからさ、身体揺さぶって起こしたのに、アンタ全然起きないんだもん。まあ、アレだけやったら疲れて当然だけどねえ」
 さくらさんは、そう言うと、おれの隣りに寝転がった。
 少し身体が触れあう距離だった。
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