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オレンジ色の世界で。
第1章 台風がくる。
 それからあれよあれよという間に、会長は女優に潮を吹かせ、セックスをしてしまう。
 最終的に、母に似た女優は禿げデブのオッサンに跨りアンアンと喘ぎながら自ら腰を振り乱れるのだ。
 大人の世界って簡単だなぁ、と思う。
 その簡単な世界を観て、ぼくは何度も射精する訳だけれど。
 女優が母に似ているせいか、今日はいつもより多く射精してしまった。
 いや、勿論、これは作られた世界だとは認識している。
 皆が皆こんな簡単に、セックスや不倫みたいな事が出来るとは思って無い。
 だけど、全く無い世界では無いかもしれない、という淡い期待の様な感覚はあった。
 要するに、全くのファンタジーでは無いかもしれない、という事。
 世の中に不倫、浮気、強姦、近親相姦とかそう言う言葉がある以上、多かれ少なかれそう言う事をしてる人たちが今も昔もいる訳で……。
 そう言う行為を観て興奮する人がいるから、その手のエロ本やエロビデオが存在してる訳で……。

 ぼくは依然勃起したままのチンコを握り締めつつ、ビデオを巻き戻して最初から観ていた。
 そして、母はどうなんだろう?と思った。母に似た女優が凌辱されるのを呆然と眺め観つつ。
 母にもそう言う経験があるのだろうか?と、そう思ったのだ。
 そう考えると、ぼくは母のことを何も知らないな、と思った。
 母は二十歳の頃にぼくを産んだと聞いた事がある。
 しかし、それ以前の事は一切知らないし、今に至るまで母の昼間の動向などあまり気にした事が無かった。
 たまに、知り合いの喫茶店でバイトしてる、くらいだ、知っているとすれば。
 母は現在三十五歳だ。
 明るくて優しい母親だった。
 一緒に買い物に行くと、たまに店員の人から二十代に見えると言われる事があったし、何度かぼくの姉と間違われて上機嫌になる時もあった。
 どちらかと言えば間違い無く美人だと思う。そう言われてみれば街を歩いていてナンパされた事があると、つい最近も言っていた。
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