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第8章 そこはお尻の穴だよ？

「母さん？ぼくは痛いことも怖いこともする気は無いから。でも、ちゃんと、見せて欲しい。母さんの、ソコを」
　そういい、ぼくは母の内腿へと手を掛け、それぞれ外側へぐいっと広げた。
　こんもりと茂る陰毛が印象的に目に映った、それから、肉の割れ目が。
　母は、ソコを晒け出して漸く、隠すことを諦めた様子だった。しかし、身体を捩ったり、太腿を閉じようとはしてくる。それをぼくは、体重と力で押さえつけ捻じ伏せる。
「ねえ、たかしくん？ママ、そんなに、見られたら、恥ずかしいよ？」
「でも、母さんだって、さっきぼくのこと、じっくりと見てたし、触ったり舐めたりしてたから」
「あのね、やっぱりね、ママとセックスするのは、ダメな様な気がするの。たかしくん？気持ち良くなりたいだけなら、ママがまた、チンチン舐めてあげるから……」
「ねえ、母さん？」
「うん、どうしたの？」
「これの、どこに、チンチンを入れるの？セックスってさ、そういうことでしょ？」
　母の話は聞いていた。しかし、ぼくはもうセックスへの思いを抑える事が出来なかった。
　陰毛と割れ目に顔を寄せ、すんすんと鼻を鳴らし匂いを嗅いだ。
　鼻の奥にねっとりと纏わりつく様な馨しい匂いがする。
　ぼくの問い掛けに母は暫く口を噤んでいた。このまま何も返答が無ければ、本当に好きな様にやらせてもらおうと思っていたけれど、そうなる前に、母は口を開いてくれた。

「ソコにね、穴があってね、その中に、チンチンを入れるんだよ、セックスは……」
　その声を聴き、ぼくは漸く顔をあげた。母と視線が重なる。
　もしかしたら怒っているかもしれないと思ったけれど、母は、眉を眉間に寄せつつも、今にも泣き出しそうな表情をしていた。
「母さん？その穴の場所、教えてくれる？それとも、ぼくが弄って探していい？」
「たかしくんが、弄って、探してくれていいよ。お尻の穴の少し上のところに、あるから」
　そう言われて、ぼくはまずお尻の穴の位置を確認するべく、母の足を押し上げお尻を天井へと向けた。