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借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第3章 傷跡
和空と早喜が出て行った部屋に、左脇と魅久は2人きりになった。

左脇は、ソファーから立ち上がり、床に座る魅久を見下ろした。
「そろそろ、立ち上がってもらえませんか。」
魅久はゆっくりと立ち上がり、佐脇を睨み付けた。
佐脇は、ネクタイを外し、上着を脱ぎ、ソファーにかけ、
「シャツのボタンを外してもらえませんか。」
表情も変えずに、魅久は左脇のボタンを上から外していった。
ボタンを全て外し終えると、左脇は自らワイシャツを脱ぎ、下着も脱ぎ、魅久に背中を向けた。
左脇の背中には、沢山の小さな傷跡があった。バラバラに付いた傷跡は、事故では無く、刃物で人為的に付けられたもであった。
傷跡は背中だけでなく、腕にも見られた。
「右肩の辺りの傷跡が貴方のご主人が中学1年生の時に彫刻刀で付けた傷跡ですよ。」
右肩にも多数の傷跡があった。
「その中の、どれか一つがご主人の思い出ですよ。」
左脇は付け足し、魅久の方へ向き直り、
「下の方も脱がして下さい。」
そう言いながら、魅久の髪を撫でた。髪に触れた事に、嫌悪の表情を浮かべながらも従った。
魅久は、膝を着きベルトを外し、ズボンを脱がすと、脚にも多数の傷跡を見つけた。
「最後の一枚もお願いします。」
下着を降ろすと、未だ張り詰めていないモノが現れたが、底にも幾つかの、小さな傷跡と、一つの大きな傷跡があった。
顔を背けた魅久の頭を手で押さえつけ、正面に向かせた。
「どうです、この大きな傷が最後に付けられた傷です。」
魅久は頭の中で、左脇に何があったのか、和空との関係を考えていた。
左脇は手を魅久の顎に添え、上に向かせ、
「少し、昔話をしましょうか。」
魅久を見下ろしながら言った。
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