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夫ではない「貴方」に抱かれる物語
第2章 マッサージ店にて
こちらへ。。。

案内された施術スペースは、受付に一番近い場所。

通って3回目のマッサージルーム。
いつもは奥まった一角を案内されるのに。。。?

私が予約する時間帯は、施術者の貴方と、必ずもうひとり受付の女性がいる。

奥まった場所なら、貴方のマッサージに声がもれてしまっても、少しくらいは聞こえない距離がある。
でも、こんなに受付に近いと、少しの喘ぎ声も許されない。

今日は、きっと普通のマッサージだけなのね。

少しだけ落胆したけれど、顔に出さないよう仰向けに横たわる。

フットマッサージは、足裏から。
貴方は表情を変えることなく、淡々と指に圧を加え、固まった箇所を揉みほぐしていく。
性的な要素の全くない、誠実で、正確なマッサージ。

それでも、貴方の親指が私の膝裏を刺激し始めると、私は声を抑えることに耐えなくてはならない。

あ、だめ。。気持ち、いい。。。。

前歯で下唇を噛みしめて、快感に耐える私。
声を抑える代わりに、ピクン、ピクンと身体が震える。

貴方はそのサインを見逃さない。
あくまで正当なマッサージの範囲で、私の膝裏を執拗に刺激し、私を徐々に追いつめていく。

足の指と指の間、肩甲骨の下、腕の付け根、首と後頭部の境目、耳の後ろ。。。

性的な場所に一切触れずに、貴方は私を狂わせていく。

声を抑えている分、余計に身体が敏感になっているのか、身体の向きを変えさせるために、貴方の腕が私の腕をとっただけで、身体に電流が走る。

全身を一通りほぐされて、終わったかしら、と気持ちが弛んだその瞬間。
貴方の手が、ウェアの下からすっと滑りこみ、
有無を言わさぬ強さで、私の秘部奥深くに指が挿し込まれる。

「!!!」

あまりの衝撃に、声が出そうになる私の先回りをして、貴方は私の半開きの口を唇で素早く塞ぐ。舌を絡めて私の声の自由を封じたまま、貴方の指は私の潤んだそこを激しく責めたてる。。。

声にならない喘ぎは、貴方に吸い込まれたまま、あまりの快感に私は涙ぐんでしまう。
目尻の滴を舌ですくい、そのまま唇を私の耳元にスライドさせ、貴方は私に小さな小さな声で囁く。

絶対、声を出したら、だめ。。。できる?

いやいやしながら、うんうんと頷く私の頭をそっと撫でると、貴方は私のウェアに手をかけ、
音のしないよう、ショーツごと脱がしてしまう。

えっ?えっ?
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