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僕の彼女が堕ちるとき
第7章 エンドレス・ボレロ

もう、大塚はとうに、このクロゼットの中に僕がいることに気づいているのだろう。
僕がこの薄暗いクロゼットの中で絶望に打ちひしがれていることも。
止めどなく溢れる涙を拭いもせず、必死に嗚咽をこらえていることも。
あいつはもう、何もかも知っている。
わざわざ音楽をかけたのは、少しでも僕の気配を消そうということなのだろう。
ボレロの単調な調べのなか、僕は朱里の服が一枚一枚、大塚の手で脱がされていくのを凝視していた。そして、あらわになった朱里の白い乳房が、大塚の日焼けした手に激しく揉みしだかれ、こねくり回されるのを、僕はなす術もなく見続けていた。
そして、ショーツ一枚だけを残して、裸に剥かれた朱里は、大塚に後ろから抱きすくめられ、ベッドの上で、僕の方に大きく股を開かされた。大塚は薄ら笑いを浮かべながら、首筋を舐め上げ、指をショーツの中に差し入れる。
お願いだから、止めてくれ……。
そんな……そんなところを僕に見せないでくれ。
声にならない拒絶の言葉をつぶやきながら、それでも僕は、ベッドの上の朱里の痴態から目を離すことができない。
「んんっ!……あっ!……んああっ!」
大塚の浅黒い大きな手がショーツの中をまさぐり、長い指がくねるたびに、朱里は短く甘い声をあげて、荒く息を吐き出す。
だが、大塚は容赦なく朱里の秘部に指を差し入れ、もう一方の手で乳房を揉み上げて、朱里を責め続ける。
もう、僕の目からでも、朱里のショーツはぐっしょりとシミを作っているのがわかる。
「……西野さん……すっごいね……指だけで、もうこんなになって……」
大塚は朱里の耳元でささやくと、うなじに舌を這わせながら、朱里に濡れて光る指を見せつけた。
だけど、もう朱里はそれを恥じらう余裕さえ無くしていて、大塚が絶え間なく与えてくる秘部と乳房への愛撫に、ひたすら息を荒げているだけだった。
僕がこの薄暗いクロゼットの中で絶望に打ちひしがれていることも。
止めどなく溢れる涙を拭いもせず、必死に嗚咽をこらえていることも。
あいつはもう、何もかも知っている。
わざわざ音楽をかけたのは、少しでも僕の気配を消そうということなのだろう。
ボレロの単調な調べのなか、僕は朱里の服が一枚一枚、大塚の手で脱がされていくのを凝視していた。そして、あらわになった朱里の白い乳房が、大塚の日焼けした手に激しく揉みしだかれ、こねくり回されるのを、僕はなす術もなく見続けていた。
そして、ショーツ一枚だけを残して、裸に剥かれた朱里は、大塚に後ろから抱きすくめられ、ベッドの上で、僕の方に大きく股を開かされた。大塚は薄ら笑いを浮かべながら、首筋を舐め上げ、指をショーツの中に差し入れる。
お願いだから、止めてくれ……。
そんな……そんなところを僕に見せないでくれ。
声にならない拒絶の言葉をつぶやきながら、それでも僕は、ベッドの上の朱里の痴態から目を離すことができない。
「んんっ!……あっ!……んああっ!」
大塚の浅黒い大きな手がショーツの中をまさぐり、長い指がくねるたびに、朱里は短く甘い声をあげて、荒く息を吐き出す。
だが、大塚は容赦なく朱里の秘部に指を差し入れ、もう一方の手で乳房を揉み上げて、朱里を責め続ける。
もう、僕の目からでも、朱里のショーツはぐっしょりとシミを作っているのがわかる。
「……西野さん……すっごいね……指だけで、もうこんなになって……」
大塚は朱里の耳元でささやくと、うなじに舌を這わせながら、朱里に濡れて光る指を見せつけた。
だけど、もう朱里はそれを恥じらう余裕さえ無くしていて、大塚が絶え間なく与えてくる秘部と乳房への愛撫に、ひたすら息を荒げているだけだった。

