この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の彼女が堕ちるとき
第7章 エンドレス・ボレロ
 朱里はゼエゼエと激しく息をついていたが、大塚はさらに朱里の秘部を責め続ける。
「もう、そんなに我慢することないのに……。俺、クンニしながら潮ぶっかけられるの、大好きだし……もっとイカせてあげるね。」
「はあ、はあ……んんんっ! そんな……ああっ!」

 朱里の白い足は幾筋も愛液が垂れて光っていたが、大塚の舌は朱里の太ももをねっとりと舐り、垂れた愛液をなめとっていく。たっぷりと唾液を含ませた大塚の舌が、生き物のように朱里の足を這いずり回り、そのたびに朱里は声をあげて大塚の愛撫に悶えていた。


 そして僕は、ひたすら大塚の舌と指でイカされ続ける朱里を見ていた。
 ボレロの同じ旋律が、もう、何周したのだろう。
 大塚は顔にかかる朱里の潮の飛沫を拭いもせず、秘部に舌を這わせ続けていた。
「ああ……大塚さん……もっと舐めてえ……そこ……そこお……気持ちいいのお……」
 
 もう朱里の口から出てくるのは、躊躇や否定の言葉ではなかった。
 大塚の愛撫に蕩かされ、さらに貪欲に快感を貪ろうとする甘い喘ぎだった。
 そして、また大塚が何度目かのフィニッシュに向けて、クリを激しく舐め上げ、秘部に差し入れた指をくねらせた。
「んんっ!……んあああっ!……いいっ!……またイっちゃううう!」
 激しく声をあげ、体を痙攣させて、また朱里が達した。
 大塚は朱里をどれほど絶頂させる気なんだろう。

 絶頂のたびに声をあげ、潮を吹いて身悶えする朱里を目にして、僕はふたたび大塚への嫉妬と敗北感に打ちのめされていた。
 朱里は僕としているとき、これほど淫らに悶えたことがあっただろうか?
 これほどまでに激しく甘い朱里の嬌声を、僕は今まで聞いたことがあっただろうか?
 
 だけど、もう、そんな問いは、今さらだった。何もかもが遅すぎた。
 僕の目の前で大塚の愛撫に身を委ねる朱里には、僕の絶望も悔恨も、何一つ届かない。

 だが、目の前で、最愛の彼女が、他人に幾度も絶頂させられるという絶望のなか、僕のペニスは、これ以上ないほどに激しく勃起して、亀頭の先から先走りを溢れさせていた。
 エンドレスで流れ続けるボレロのリズムの中、僕は涙を流しながら、異常なまでに硬くなったペニスを握りしめていた。

/67ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ