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こいのうた。
第10章 水音
「一華ちゃん大丈夫?」

一華を浴槽に座らせ、改めてシャワーで流す京丞。

「先輩 元気すぎ(笑)」

「一華ちゃん見てると、したくなる」

「やだぁ」

「嫌?」

「…いやじゃないけど…」

「スリルあると興奮するでしょ」

「…」

否定できない一華。

黙ったまま、京丞にタオルを渡す。



「2枚あると怪しいから」

そう言って京丞が拭き終わると、さっと受け取り、髪の毛をせっせと拭く。

その様子がもどかしいのか、京丞はタオルを奪い、一華の髪をわしゃわしゃと拭いた。

「早く、部屋行こう」

急かされるように風呂場をあとにする2人。
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