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こいのうた。
第11章 過ち
「お兄ちゃん!」

一瞬、振り向く柊一。

「起きたの? 俺これからまだ部活見ないといけないから、戻るわ」

そう言い残すと、ドアを閉めて出て行ってしまった。

「…っ」

あまりにも、いつもの様子と変わらない柊一の態度に戸惑う一華。

階段を降りると、咄嗟にお風呂場に向かう。

(シャワー!あびてる…なんで…?)

濡れた床を見つめる一華。

訳がわからず、涙が溢れてくる。
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