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こいのうた。
第13章 温癒
「一華ちゃん、いちごの味」

ふふっと笑って嬉しそうに話す京丞。

キョトンとしている一華の唇を、もう一度塞ぐ。

「早く食べないと、俺が溶けちゃうよ」

そう言って触れた京丞の手がものすごく熱い。

「先輩…熱あるの?」

「ううん、一華ちゃん見てたら熱くなっちゃった」

「なんで…?」

「なんでかな。ドキドキする」

「…アイス食べる?」

スプーンで掬って京丞の口元に差し出す。

それをパクッと食べると、すぐに口付けをする。

舌で唇をわって、一華の舌と絡める。

「…っはぁ…」

「一華ちゃんのアイスだから」

「もうっ…食べちゃうよ…?」

「うん、待ってる」

そう言うと一華の隣に寝転ぶ京丞。

「アイス食べたら、俺も食べて」

「…っ」

恥ずかしそうにそっぽを向く一華。

「冗談だよ。一華ちゃんはゆっくり休まないとね」

「うん…」
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