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こいのうた。
第13章 温癒
「お腹すかない?」

「あんまり食欲なくて…」

「そか。アイスなら食べれる?」

「うん」

京丞は部屋の壁を何気なく開ける。

「そこ冷凍庫なの?!」

「うん。壁に冷蔵庫 埋め込まれてんの」

「すごーい」

「そう? バニラといちごとチョコ、どれがいい?」

「ん~、いちご!」

「そうくると思った。ハイ、いちご」

「ありがとう」

ニコニコしながら、アイスを開ける。

それを微笑ましく見つめる京丞。

「おいしー♪ 先輩食べないの?」

「食べてる一華ちゃん見てたいから」

「やだー恥ずかしい」

照れながらもパクパクとアイスを口に運ぶ。

アイスを半分も食べないうちに、向かいに座っていた京丞が近づいてくる。

「一華ちゃん」

顔をあげると、不意に唇を塞がれる。

「んっ…」



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