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こいのうた。
第15章 二つの影
一通り店内を見てから、二人はペットショップをあとにした。

「ありがとうございましたー」

感じの良い店員が声をかけてくれる。



「今日はありがとう」

一華は、京丞よりも少し背の高い大丞を見上げてにっこり笑う。

「どういたしまして」

どこか照れくさそうに笑う大丞。

一華の笑顔が、あまりにも綺麗で、不覚にもドキドキしてしまう。

「そういえば、大丞くんていくつ?」

「一華ちゃんと同じだよ」

「そうなの?!」

「年下だと思った?」

「いや…あんまり深く考えてなかった(笑)先輩の弟ってだけで」

「双子って線もあるけどね」

「そうだね。かなり似てるし」

「おれが先に一華ちゃんと出会いたかったな」

「え?」

突然の告白に、大丞の目を見れなくなる。
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