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こいのうた。
第16章 仄香る
京丞はまた絶頂に近づき、腰を速める。

「一華ちゃん、イクよ…」

肌に打ち付ける淫らな音が響き、吐息が交じる。
息を切らして抱き合う二人。

「あ…あ…あっ…せんぱいっ…!」

「うっ…! 一華……一華…」



暫く、大丞のベッドの上でぐったりする京丞。

息が整うまで、京丞の腕枕で横たわる一華。

「見られちゃったね」

「うん…まだドキドキしてる」

「見られてる方がイイ?」

「ん…たまには、いいかも。ふふふっ」

恥ずかしそうに笑う一華。


「でも、布団くしゃくしゃにしちゃった」

「洗えばいいさ」

「…ちょっとだけ、最後まで見られてもいいかなって思っちゃった」

「興奮するから?それとも3人でシたかった?(笑)」

「それは…」

口ごもる一華。

「一華ちゃんが良いなら…大丞は許せる範囲かな。嫌だけど、ちょっと興味あったりする」

「えー」

「嫉妬で、余計燃えそうじゃない?」

「そういうものかなぁ?」



真面目に、凄い内容で盛り上がる二人。

ドアの向こうで、大丞が聞いてるのも知らずに。
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