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こいのうた。
第19章 華の香
部屋に戻ると、一華は服を着て、窓の外を眺めていた。

「一華ちゃん、外好きだね」

「うん。なんとなくね……っていうか、遅かったね」

「あー、大丞と揉めてた」

「…そっか」

「りんごジュースで良かった?」

「うん!ありがとう♪」

グラスを受け取ると、注がれるジュースを嬉しそうに見つめる一華。

「りんご大好き」



「…俺は、一華ちゃんが一番好きだよ」

不意に唇を奪われる一華。

「一華ちゃん、りんご味」

「やん」

侵入してきた京丞の舌に、素直に舌を絡める一華。


「私も先輩が好き…」


未だ敏感な一華の身体。
全神経が舌に集中して、キスひとつにも反応してしまう。

とろけるような、甘いキス。

甘い甘い香りの中で。
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