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こいのうた。
第21章 花びら
一華はというと、2年になってから髪をおろし、眼鏡を外したために急にモテはじめていた。
京丞はそのことをすごく心配していた。
一華に変な男が寄り付かないか気を揉み、昼休みは屋上で一緒に過ごし、放課後は教室まで迎えに来ていた。
「一華ちゃん、眼鏡かけないの?」
「目が疲れちゃって…元々 伊達だし」
「うーん…」
「なんで?」
「一華ちゃん、眼鏡ないと可愛すぎるから」
「…先輩は、眼鏡かけて余計モテてるみたいだけど?」
「そんなことないよ」
「…私は、先輩以外には興味がないから」
「でも村瀬みたいな事もあるし」
一華は、京丞の度が過ぎる心配ぶりに、近頃うんざりしていた。
想ってくれているのは嬉しいけれど、毎日毎日こんな風に言われていたら、さすがに疲れてしまう。
「先輩。私たち、結婚するって約束したよね」
「え、あぁ、したよ」
「だから、大丈夫だってば」
「…」
京丞は立ち止まる。
一華もつられて立ち止まる。
「一華ちゃん、俺が嫌いになった?」
「え? なんで?」
「俺 心配で…しつこいし…一華ちゃんのこと信じてるけど…たまに色々思い出して…」
そんな風に想ってもらえて、一華はなんだか嬉しくなる。
「心配性だなぁー、先輩は。私はもう大丈夫」
そう言って一華は背筋をピンと伸ばしてみせた。
京丞はそのことをすごく心配していた。
一華に変な男が寄り付かないか気を揉み、昼休みは屋上で一緒に過ごし、放課後は教室まで迎えに来ていた。
「一華ちゃん、眼鏡かけないの?」
「目が疲れちゃって…元々 伊達だし」
「うーん…」
「なんで?」
「一華ちゃん、眼鏡ないと可愛すぎるから」
「…先輩は、眼鏡かけて余計モテてるみたいだけど?」
「そんなことないよ」
「…私は、先輩以外には興味がないから」
「でも村瀬みたいな事もあるし」
一華は、京丞の度が過ぎる心配ぶりに、近頃うんざりしていた。
想ってくれているのは嬉しいけれど、毎日毎日こんな風に言われていたら、さすがに疲れてしまう。
「先輩。私たち、結婚するって約束したよね」
「え、あぁ、したよ」
「だから、大丈夫だってば」
「…」
京丞は立ち止まる。
一華もつられて立ち止まる。
「一華ちゃん、俺が嫌いになった?」
「え? なんで?」
「俺 心配で…しつこいし…一華ちゃんのこと信じてるけど…たまに色々思い出して…」
そんな風に想ってもらえて、一華はなんだか嬉しくなる。
「心配性だなぁー、先輩は。私はもう大丈夫」
そう言って一華は背筋をピンと伸ばしてみせた。

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