この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
カゴノトリ
第1章 部屋の前
剛三は大きな体躯の持ち主だった。
そして歳よりも大分若く見えた。
貫禄のある“男”に見えた。
卓也は思い出していた。
幼い頃、死んだ父と一緒に風呂に入ったときがある。
そのとき垣間見た、父の股間にだらりと垂れ下がった大きめのペニスと、大きなの陰嚢を。
異様な物に映った。
自分の小さな縮こまっているそれと見比べた。
大人になると、こんなにも大きな変な形になるのか……?
卓也は子供ながらにそう思った。
今、あの剛三のものがどんな形になっているのか……?
剛三のは父親のより、多分大きいだろう。
そして、卓也は更に知っている。
いつもはだらんと垂れ下がっているものが、ある時、その体積を増し、信じられない硬さをもって立ち上がることを。
そして歳よりも大分若く見えた。
貫禄のある“男”に見えた。
卓也は思い出していた。
幼い頃、死んだ父と一緒に風呂に入ったときがある。
そのとき垣間見た、父の股間にだらりと垂れ下がった大きめのペニスと、大きなの陰嚢を。
異様な物に映った。
自分の小さな縮こまっているそれと見比べた。
大人になると、こんなにも大きな変な形になるのか……?
卓也は子供ながらにそう思った。
今、あの剛三のものがどんな形になっているのか……?
剛三のは父親のより、多分大きいだろう。
そして、卓也は更に知っている。
いつもはだらんと垂れ下がっているものが、ある時、その体積を増し、信じられない硬さをもって立ち上がることを。