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生け贄企業
第1章 生け贄企業
恐ろしい凶悪事件は、4月30日の昼前に発生した。

この日は、富田新港のキューデン(宮殿)本社の従業員さん同士のカップルさん8組(うち4組は入籍済み)のフォトロケと東鳥生の製造工場の未婚の男性従業員さんたち80人が松山市内にある第一地銀の各支店のOLさんたち80人とお見合いパーティーが行われる予定であった。

行き先は、大西の星ヶ浦海浜公園である。

フォトロケのカップルさんたちは(会社のロゴの)マイクロバス2台に、80人の未婚の男性従業員さんたちは大型貸し切りバス(西条市にある貸し切りバス会社)2台にそれぞれ分乗していた。

4台のバスは、産業道路のガリバー(車販売店)の付近の交差点で合流したあと、国道196号線へ向かっていた。

到着後は、現地でフォトロケとバーベキューでお見合いパーティーの予定であった。

時は、10時45分ごろのことであった。

4台のバスは、神宮(かんのみや)交差点を通過した。

あと10分で海浜公園につく…

海浜公園についたあとは…

2人のラブメモリーを作る…

すてきなお相手と出会える…

気になるあの子とバーベキューを食べながらおしゃべりしたい…

しかし、従業員さんたちの楽しみはこのあと無残に打ち砕かれてしまうのであった。

(グオオオオオオン!!キキキキ!!)

4台のバスが神宮交差点を通過した直後のことであった。

バスの後ろからナナハン(大型バイク)が4台のバスをよけたあと、先頭を走っているマイクロバスの前に出てきた。

黒のライダースーツとマゼンタのフルフェイスヘルメットのライダーは、挑発的な運転でマイクロバスをイカクしていた。

その時であった。

(ピピッ、ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…キュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーン…)

この時、道路の死角にいるスナイパーが持っているベレッタ(シューティング)についている電子スコープが無謀な運転をしているライダーが乗っているナナハンに照準があった。

(ピビピピピピビピピピビピピピビピピピビピピピビピピピビピピ…キュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーン…ビーッ)

そして次の瞬間…
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