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スカーレット オーク
第23章 23 陶芸教室

「失礼します」
「こっちこっち。一応、今日は手びねりなんだけどロクロもやってみたいって子供の希望があってね。
大人二人はこっちでゆっくり手びねりしてるからひさちゃんは子供にロクロさせてやってくれない?粘土はここの自由に使っていいよ」
和夫は粘土の入ったムロを開けて緋紗に見せた。
十キロずつビニール袋に入っている。
緋紗はそのうちの一袋を取り出して作業台に置きビニールをはぎ、針金で切って四等分にしてみる。
子供がちょっと使う分には二、三キロあれば十分だろう。
切った粘土の柔らかさを確認するべく一つの塊を菊練りしてみる。
「おお。さすが上手いな~」
和夫が感心して声を上げ、緋紗は照れ臭そうにへへっと笑った。
「こっちこっち。一応、今日は手びねりなんだけどロクロもやってみたいって子供の希望があってね。
大人二人はこっちでゆっくり手びねりしてるからひさちゃんは子供にロクロさせてやってくれない?粘土はここの自由に使っていいよ」
和夫は粘土の入ったムロを開けて緋紗に見せた。
十キロずつビニール袋に入っている。
緋紗はそのうちの一袋を取り出して作業台に置きビニールをはぎ、針金で切って四等分にしてみる。
子供がちょっと使う分には二、三キロあれば十分だろう。
切った粘土の柔らかさを確認するべく一つの塊を菊練りしてみる。
「おお。さすが上手いな~」
和夫が感心して声を上げ、緋紗は照れ臭そうにへへっと笑った。

