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スカーレット オーク
第23章 23 陶芸教室

「みてみて。上手だよ。大きいんだからー」
姉のほうはもう手びねりのほうを見ていた。
「二人ともうまいじゃない。お母さんもロクロすればよかったかなー」
嬉しそうな姉妹に緋紗は、「サインいれておく?」と、聞いた。
「いれるいれる!」
二人は細い棒でサインを大きく入れた。
「これだけ大きい名前が入ってると絶対間違えないね」
妹は嬉しそうに自分の入れたサインも熱心に眺めていた。
陶芸教室もそろそろ終了のようで仕上げを終えた大人たちは手を洗っている。
「ありがとうございました」
子供たちも緋紗に笑顔でお礼を言い、両親も、「いいものができて良かったです」と、笑顔で緋紗に礼を告げる。
「いえいえ。こちらこそ、楽しんでももらえたようでよかったです。」
和夫が、「ひさちゃん、適当に片付けててくれる?お客様を送ってくるよ」と、緋紗に後を任せると家族四人と一緒にアトリエを後にした。
姉のほうはもう手びねりのほうを見ていた。
「二人ともうまいじゃない。お母さんもロクロすればよかったかなー」
嬉しそうな姉妹に緋紗は、「サインいれておく?」と、聞いた。
「いれるいれる!」
二人は細い棒でサインを大きく入れた。
「これだけ大きい名前が入ってると絶対間違えないね」
妹は嬉しそうに自分の入れたサインも熱心に眺めていた。
陶芸教室もそろそろ終了のようで仕上げを終えた大人たちは手を洗っている。
「ありがとうございました」
子供たちも緋紗に笑顔でお礼を言い、両親も、「いいものができて良かったです」と、笑顔で緋紗に礼を告げる。
「いえいえ。こちらこそ、楽しんでももらえたようでよかったです。」
和夫が、「ひさちゃん、適当に片付けててくれる?お客様を送ってくるよ」と、緋紗に後を任せると家族四人と一緒にアトリエを後にした。

