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スカーレット オーク
第49章 49 打ち上げ
「よーし。軽く片付けよう」
松尾が最終確認をしすべての焚口を泥で栓をする。
「直樹さん、お疲れ様です。今から打ち上げですよ。これます?」
「いいのかなあ」
「もちろんいいと思います。疲れてなければ」
「じゃお邪魔するよ」
松尾の妻の美紀子がやってきた。
「ご苦労様です。こちらへどうぞ」
工房で打ち上げが始まった。
緋紗は直樹を誘導し、「ここにでもどうぞ。私は奥さんの手伝いをしてきます」と、美紀子のほうへ向かった。
「あら。緋紗ちゃん。座ってていいのよ?」
「いいです。運びます」
「彼氏放っておいていいのかな」
美紀子が笑って言う。
緋紗はどもりながら、「大人の人だしいいと思います」と料理を素早く運んだ。
打ち上げの席で直樹は松尾と鈴木と木材の相場について談義がなされ盛り上がっているようだ。
緋紗も運び終わって席に着いた。
美紀子も席に着き、「お父さん、全部用意できたわよ」と、グラスにビールをつぎ始めた。
松尾が最終確認をしすべての焚口を泥で栓をする。
「直樹さん、お疲れ様です。今から打ち上げですよ。これます?」
「いいのかなあ」
「もちろんいいと思います。疲れてなければ」
「じゃお邪魔するよ」
松尾の妻の美紀子がやってきた。
「ご苦労様です。こちらへどうぞ」
工房で打ち上げが始まった。
緋紗は直樹を誘導し、「ここにでもどうぞ。私は奥さんの手伝いをしてきます」と、美紀子のほうへ向かった。
「あら。緋紗ちゃん。座ってていいのよ?」
「いいです。運びます」
「彼氏放っておいていいのかな」
美紀子が笑って言う。
緋紗はどもりながら、「大人の人だしいいと思います」と料理を素早く運んだ。
打ち上げの席で直樹は松尾と鈴木と木材の相場について談義がなされ盛り上がっているようだ。
緋紗も運び終わって席に着いた。
美紀子も席に着き、「お父さん、全部用意できたわよ」と、グラスにビールをつぎ始めた。