この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スカーレット オーク
第57章 57 滝と女豹
暑くなってきたので泳ぎに出かけることにした。
「歩いて行けるところなんだ。水着着ていこう」
「え。そんな近場にあるんですか?」
「タオルだけあればいいから」
「じゃあ。着てきます」
直樹もハーフパンツの水着に変えてTシャツを着た。
緋紗は身体にバスタオルを頑丈に巻きつけている。
「すぐそこだから水着のままで平気だよ」
「ええ。まあ……」
「見せてくれないの?」
「それが買いにいったらもう変なのしか残ってなくてですね」
直樹は言い訳をしている緋紗のタオルを剥ぎ取った。
「きゃっ」
ヒョウ柄のビキニだ。
「すごいね」
直樹もびっくりした。
「もう。取らないでください」
軽く怒って緋紗は直樹からタオルを取り返した。
「ごめんごめん。勿体つけてるのかと思って」
「これとフリフリレースしか残ってなかったんです」
「似合ってるよ。ヒョウ柄」
直樹はニンマリ笑った。――後で女豹のポーズでもしてもらうかな。
またタオルをかぶった緋紗に、「行こう」と、手を取ると、頷いてついてきた。
「歩いて行けるところなんだ。水着着ていこう」
「え。そんな近場にあるんですか?」
「タオルだけあればいいから」
「じゃあ。着てきます」
直樹もハーフパンツの水着に変えてTシャツを着た。
緋紗は身体にバスタオルを頑丈に巻きつけている。
「すぐそこだから水着のままで平気だよ」
「ええ。まあ……」
「見せてくれないの?」
「それが買いにいったらもう変なのしか残ってなくてですね」
直樹は言い訳をしている緋紗のタオルを剥ぎ取った。
「きゃっ」
ヒョウ柄のビキニだ。
「すごいね」
直樹もびっくりした。
「もう。取らないでください」
軽く怒って緋紗は直樹からタオルを取り返した。
「ごめんごめん。勿体つけてるのかと思って」
「これとフリフリレースしか残ってなかったんです」
「似合ってるよ。ヒョウ柄」
直樹はニンマリ笑った。――後で女豹のポーズでもしてもらうかな。
またタオルをかぶった緋紗に、「行こう」と、手を取ると、頷いてついてきた。