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黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム

「アタシね、ホンマのこと言うたら、高校を卒業したら大阪へ行くことになっていたのよ。」
「大阪。」
「うちはモード学院(専門学校)へ行きたかったのよ!!」
「モード学院。」
「ファッションデザイナーの仕事がしたかっのよ…それなのに、父がアタシのために蓄えていた学資保険を勝手に解約したのよ…高校は行くことができたけど、奨学金を使って行たけん、奨学金を返済するために卒業後は契約職員でJAで働いていたのよ!!」
「父親は、解約した学資保険を…何に使っていたのかなぁ…」
「ホステスにプレゼントをする品物を買っていたのよ!!鼻の先ビローンと伸ばして、フィリピンパブの女にプレゼントをするブランド商品を買っていたのよ…父は女グセと酒グセが悪いし、ギャンブルグセも悪い…父の交友関係が悪いから、虫ケラ以下のクソバカなのよ…ヤーサンの家に入り浸って、花札をしていたことも聞いてるから、頭がクルクルパーの重病なのよ!!」
「頭がクルクルパー…」
御桜里は、のみかけのスムージーをひとくちのんでから、友人にこう言うた。
「大阪。」
「うちはモード学院(専門学校)へ行きたかったのよ!!」
「モード学院。」
「ファッションデザイナーの仕事がしたかっのよ…それなのに、父がアタシのために蓄えていた学資保険を勝手に解約したのよ…高校は行くことができたけど、奨学金を使って行たけん、奨学金を返済するために卒業後は契約職員でJAで働いていたのよ!!」
「父親は、解約した学資保険を…何に使っていたのかなぁ…」
「ホステスにプレゼントをする品物を買っていたのよ!!鼻の先ビローンと伸ばして、フィリピンパブの女にプレゼントをするブランド商品を買っていたのよ…父は女グセと酒グセが悪いし、ギャンブルグセも悪い…父の交友関係が悪いから、虫ケラ以下のクソバカなのよ…ヤーサンの家に入り浸って、花札をしていたことも聞いてるから、頭がクルクルパーの重病なのよ!!」
「頭がクルクルパー…」
御桜里は、のみかけのスムージーをひとくちのんでから、友人にこう言うた。

