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黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム

「こずえさん…こずえさん…」
「何なのよ一体あんたは!!」
「こずえさん、ガソリンスタンドの店長さんからさっき電話がかかって来たわよ…こずえさんのことを心配して…」
「やかましいわねあんたは!!」
こずえは、涼介の母親を両手で思い切り突き飛ばした後、こずえが使っていた部屋へ行って、紙袋の中に着替えと化粧品類と小物類を詰め込んでいた。
それから60分後のことであった。
こずえは、大きめの紙袋とサイフとスマホと貴重品が入っている赤茶色のバックを持って家から出ようとしていた。
その時に、涼介の母親がこずえの前をふさいで出て行かないでと言うてコンガンしていたので、大ゲンカになった。
「待って…」
「何すんのよあんたは!!」
「こずえさん、どこへ行くのよ…」
「どこへ行こうとうちの勝手でしょ!!道をあけてよ!!」
「こずえさん…待って…」
「どうしてアタシを止めるのよ!!」
「夜が遅いから止めているのよ…」
「やかましいわね!!うちはね!!山尾の家を棄てるから出て行くのよ!!」
「山尾の家を棄てるから出て行く…」
「どきなさいよ!!クソシュウトメ!!」
「こずえさん…待って…」
「どきなさいよ!!」
「こずえさん、今は遅いから夜が明けるまで…」
「朝になるまで待てないわよ!!」
「それだったら、おとーさまが帰るまで…」
「殺すわよ…本当に殺すわよ!!アタシの行く手を阻んで何がしたいのよ!!」
「こずえさん…アタシは家族だから止めているのよ…」
「どきなさいよ!!本当に殺すわよ!!」
「おとーさまが帰ってくるまで待って…」
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
その時であった。
電話のベルが鳴っていたので、涼介の母親は電話に出た。
電話は涼介が勤務している郵便局の人からであった。
この時、涼介が郵便局の人の名義を勝手に使って5000万円を借り入れていたことを聞いた。
「何なのよ一体あんたは!!」
「こずえさん、ガソリンスタンドの店長さんからさっき電話がかかって来たわよ…こずえさんのことを心配して…」
「やかましいわねあんたは!!」
こずえは、涼介の母親を両手で思い切り突き飛ばした後、こずえが使っていた部屋へ行って、紙袋の中に着替えと化粧品類と小物類を詰め込んでいた。
それから60分後のことであった。
こずえは、大きめの紙袋とサイフとスマホと貴重品が入っている赤茶色のバックを持って家から出ようとしていた。
その時に、涼介の母親がこずえの前をふさいで出て行かないでと言うてコンガンしていたので、大ゲンカになった。
「待って…」
「何すんのよあんたは!!」
「こずえさん、どこへ行くのよ…」
「どこへ行こうとうちの勝手でしょ!!道をあけてよ!!」
「こずえさん…待って…」
「どうしてアタシを止めるのよ!!」
「夜が遅いから止めているのよ…」
「やかましいわね!!うちはね!!山尾の家を棄てるから出て行くのよ!!」
「山尾の家を棄てるから出て行く…」
「どきなさいよ!!クソシュウトメ!!」
「こずえさん…待って…」
「どきなさいよ!!」
「こずえさん、今は遅いから夜が明けるまで…」
「朝になるまで待てないわよ!!」
「それだったら、おとーさまが帰るまで…」
「殺すわよ…本当に殺すわよ!!アタシの行く手を阻んで何がしたいのよ!!」
「こずえさん…アタシは家族だから止めているのよ…」
「どきなさいよ!!本当に殺すわよ!!」
「おとーさまが帰ってくるまで待って…」
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
その時であった。
電話のベルが鳴っていたので、涼介の母親は電話に出た。
電話は涼介が勤務している郵便局の人からであった。
この時、涼介が郵便局の人の名義を勝手に使って5000万円を借り入れていたことを聞いた。

