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黒煙のレクイエム
第2章 黒煙のレクイエム・2
ところ変わって、結城市みどり町にある一戸建ての家にて…

家の中には、男の父親の田名部綱慶(たなべつなよし・56歳・工場作業員)とこずえの母親がいて、岐阜県に置いてきた息子の明慶(あきよし)の帰りを待っていた。

綱慶は、明慶が2歳の時に家族に暴力をふるっていたことが原因で妻とリコンをした。

その後、結城市の実家で両親と暮らしていた。

明慶が岐阜県で交通トラブルによる殺人事件を起こした日から数日後に実家が火災に遭って、両親が亡くなった。

現在は、結城市みどり町にある借家でひとりぼっちで暮らしていた。

2018年3月頃に、綱慶のきょうだいたちが相次いで事故で亡くなった。

身よりがひとりもいなくなったので、こずえの母親が親身になって綱慶の世話をアレコレとしていた。

綱慶は、ものすごく泣きそうな声で『明慶に会いたい…明慶に謝りたい…』と言うていた。

こずえの母親は、やさしい声で『大丈夫よ…大丈夫よ…大丈夫よ…』と言うて声をかけていた。

そんな中であったが、夕方6時30分頃にこずえが明慶を連れて家に帰って来た。

綱慶は、明慶と再会したとたんにビービービービーと泣き出した。

思い切りブチキレていたこずえは、明慶の尻を金具のついた靴で思い切りけとばした。
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