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黒煙のレクイエム
第2章 黒煙のレクイエム・2
「あんたね!!実の父親に土下座してあやまんなさいよ!!土下座してと言ってるのが聞こえないのかしら!!」

(ドカッ!!)

こずえは、明慶に『父親にわびを入れて仲良く暮らせ!!』と命令口調で繰り返して言うた。

こずえの母親は、オタオタしていた。

綱慶は、明慶が無事に家に帰ることができたのでひと安心していたが、こずえの母親に恩返しをするために、綱慶とこずえは再婚する事になった。

明慶は、中学を卒業後左官工として働いていたが、仕事をやめて高校へ行きたいと言うた。

明慶の願いをかなえるために、こずえの母親はアレコレと動いた。

明慶は、こずえの母親の知人のコネで栃木県小山市にある私立高校へ進学することが決まった。

明慶の進学先の高校は、単位制の総合学科で事情があって高校に行くことができなかった生徒たちを受け入れている学校であった。

明慶は、綱慶のもとへ帰って来てから8日後に小山市にある私立高校に進学して、高校生活を始めた。

こずえの実家は、引き続き実家が祖父の介護と兄夫婦の育児のことでものすごくイライラとした状態がつづいていた。

だから、実家に帰ることができない。

こずえの母親は、今度こそはこずえは幸せになれると信じていた。

こずえの母親の慢心が、新たな悲劇の始まりを告げた。
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