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第2章 黒煙のレクイエム・２

「あなた!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ…たっ、助けてくれぇ～」
「甘ったれるな!!あんたは自分が悪いことをしたことがわかっていないからイカクされたのでしょ!!殺すわよ!!」
「助けてくれぇ～助けてくれぇ～」
「あんた!!10日前に道休さん方の家に行ってアイパッドを借りたって、本当なの!?」
「借りたよぉ…」
「そのアイパッドをなんで質屋に持って行ったのかしら!?」
「質屋に持っていってない…質屋に…熱い!!熱い!!熱い!!」

こずえは、ライターの火を綱慶の背中に向けて、大火傷を負わせた。

「やかましいわね!!」
「殺さないでくれぇ～アイパッドはきちんと返すよ…｣
｢信用できないわ!!｣
｢熱い熱い…｣
｢ハクジョウしないのであれば、あんたの髪の毛を全部焼くわよ!!｣

ますますキレていたこずえは、綱慶の髪の毛をライターの火で焼いて大火傷を負わせた。

その後、堅いもので綱慶の身体とめちゃくちゃになるまで殴りつけた。

綱慶は、反撃することなく殴られっぱなしになっていた。

こずえは、綱慶が本当のことを言うまで容赦なく暴行を加えた。

それと比例するように、明慶はより過激な行動に出てしまった。