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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第12章 2日目(2)
「お嬢様はお目覚めか?」
そう言って小太りの男が、部屋に入ってきた。
続いて背の低い男も……。

ノアは警戒心を強めたのか、布団をカラダ全体にかける。
「お嬢様……俺らが入ってきたからってそんな警戒することないだろ? 俺らはもうそんな遠慮する仲じゃないんだから……」

『私、あなたと友達になったわけではありませんわ』
心の中でそう呟くノア。
小太りの男の無神経さに腹がたった。

「さて……お嬢様も目覚めたことだし……調教二日目といくか」
そう言って、ノアのいるベッドに近づく小太りの男。

ノアは、ギュッと布団をカラダによせる。
布団だけが、自分のカラダを隠し、守ってくれる気がした。

「待って!! お嬢様……朝ごはんは、お召し上がりになりますか?」
ガッチリした男に言われて、ノアは気づいた。
昨日もろくにご飯を食べてなかった。

「はい」
短く答えるノア。
「お嬢様も人間だからな……おい……一階にお連れするぞ。足の手錠を取ってやれ……」

そう言った、ガッチリした男の指示で、背の低い男がベッドに近づいてくる。

「きゃあ……」
布団を剥がす背の低い男。

ノアは、何も身につけていなかった。
「素晴らしく、キレイなすっぽんぽんだな」
舌なめずりする小太りの男。

『なんて下品な顔……』
ノアは、小太りの男が見せた表情に戦慄した。

『ガチャガチャ』と手錠がはずされる音が聞こえる。
そして、足の手錠ははずされた。

「手……手ははずして頂けないのですか?」
「お嬢様……手はダメだな……残念ながら……」

「お洋服も着れないのですか?」
「それもダメだ。裸のまま食事をしてもらう」
そう言って、卑猥な笑みを浮かべるノア。

ノアは、ベッドから立ち上がった。
男たちのイヤらしい視線を感じながら、ノアは男たちと一緒に一階に降りていく。

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