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旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第11章 2日目(1)
「うっっん……うん……」
「お嬢様……やっとお目覚めになりましたか?」
そう声をかけてきたのは、ガッチリした男だった。
ノアは、あれが夢でなかったことを、思い知らされた。
そして布団が、自分のカラダにかけられていることに気づいた。
「い……今は何時ですの?」
「お時間ですか? 今は、朝の8時です」
ノアは、昨日のことを、必死に思いだそうとした。
『カラダを男たちに弄ばれそれで……』
『それで……』
「お嬢様……まだ状況が掴めてないようなので、お話しさせて頂きますが、お嬢様は昨日、私に責められてイった後、気を失ったのです。
ノアはガッチリした男にそう言われ、ノアは思い出した。
確かに男の言う通りだった。
あの時、快楽の波がノアに迫ってきて、そしてノアのカラダを飲み込んだのだ。
飲み込まれた後のことを、確かにノアは覚えていない。
「どうですか? 思い出せましたか?」
ノアは起き上がろうした。
しかし、起き上がれない。
「お嬢様……起き上がれませんか? そうでしょう。手足に手錠をしてますから……」
「わ……私をどうするおつもりですか?」
ガッチリした男は、『はあーー』っと溜め息をついた。
「お嬢様……今さら何を寝ぼけたことを……まあまだお嬢様への調教が、足りないということですね」
「それに……木崎は……木崎はどうしてますか?」
ノアは木崎のことが気掛かりだった。
「ひとの心配をしている場合ですか? お嬢様……まあ……お嬢様がこんな状況でも、たかが執事のことを、心配しているという素晴らしい精神の持ち主だということがわかりましたので、答えてあげましょう。死んではいませんよ。ただ、一日経っただけですから、まだ傷は癒えてませんがね」
傷と言われてノアは、思い出した。
木崎が、かなりひどい暴行をされていたということを……。
「お嬢様が、余計な抵抗をせず、我々に付き合ってくれるなら、あの執事もこれ以上、痛い目には合いませんよ」
そう言って、ガッチリした男は薄ら笑いを浮かべた。
「お嬢様……やっとお目覚めになりましたか?」
そう声をかけてきたのは、ガッチリした男だった。
ノアは、あれが夢でなかったことを、思い知らされた。
そして布団が、自分のカラダにかけられていることに気づいた。
「い……今は何時ですの?」
「お時間ですか? 今は、朝の8時です」
ノアは、昨日のことを、必死に思いだそうとした。
『カラダを男たちに弄ばれそれで……』
『それで……』
「お嬢様……まだ状況が掴めてないようなので、お話しさせて頂きますが、お嬢様は昨日、私に責められてイった後、気を失ったのです。
ノアはガッチリした男にそう言われ、ノアは思い出した。
確かに男の言う通りだった。
あの時、快楽の波がノアに迫ってきて、そしてノアのカラダを飲み込んだのだ。
飲み込まれた後のことを、確かにノアは覚えていない。
「どうですか? 思い出せましたか?」
ノアは起き上がろうした。
しかし、起き上がれない。
「お嬢様……起き上がれませんか? そうでしょう。手足に手錠をしてますから……」
「わ……私をどうするおつもりですか?」
ガッチリした男は、『はあーー』っと溜め息をついた。
「お嬢様……今さら何を寝ぼけたことを……まあまだお嬢様への調教が、足りないということですね」
「それに……木崎は……木崎はどうしてますか?」
ノアは木崎のことが気掛かりだった。
「ひとの心配をしている場合ですか? お嬢様……まあ……お嬢様がこんな状況でも、たかが執事のことを、心配しているという素晴らしい精神の持ち主だということがわかりましたので、答えてあげましょう。死んではいませんよ。ただ、一日経っただけですから、まだ傷は癒えてませんがね」
傷と言われてノアは、思い出した。
木崎が、かなりひどい暴行をされていたということを……。
「お嬢様が、余計な抵抗をせず、我々に付き合ってくれるなら、あの執事もこれ以上、痛い目には合いませんよ」
そう言って、ガッチリした男は薄ら笑いを浮かべた。