この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
旧公爵令嬢 漆原ノア〜恥辱の3日間
第31章 3日目(2)
「うっ……うん……うん」
目を開くと、コンクリートの床が広がっていた。
まだ、ノアははっきりと目が開いていなかった。
『こ……ここは……わ……私の部屋?』
そう思ったノアだったが、こんなねずみ色のコンクリートの床など知らなかった。
まだ完全に開いてない目を擦ろうと、手を動かそうとする。
『あ!! ダメですわ……う……動かないですわ』
手は後ろに縛られていた。
『こ……ここは……私の部屋じゃないですわ』
そのことを認識したノア。
そして、自分の置かれた状況もやっと把握した。
ノアは、パイプイスに座っていた。
そして裸の状態でパイプイスに縛られている。
ノアを、パイプイスに縛りつけているのは鎖だった。
丁度その鎖は、ノアの豊かな双乳を上下に挟むようにして、縛っている。
『く……鎖が……冷たいですわ』
直接、ノアの白い肌に鎖があたっているため、鎖の冷たさが直に伝わっていた。
なんとか、鎖をほどこうとして、カラダを動かすが、もちろんほどけなかった。
ノアは、辺りを見渡した。
何もない全面、ねずみ色のコンクリートで覆われた部屋。
「だ……誰か……誰か……」
ノアは、助けを呼ぶため叫んだ。
こんな裸で助けられても、死ぬほど恥ずかしかったが、もうそんなことを言ってられなかった。
しかし、ノアの助けを呼ぶ声など、届くはずもなかった。
ねずみ色のコンクリートに覆われた部屋で、そんな叫び声をあげても意味などないことはわかっていたが、それでも叫ばずにはいられなかった。
誰もいない部屋で、一人ぼっちになったノアは、急に今までの二日間を思い起こした。
思えば、孫野健一との婚約を一方的に破棄したことから、今回のことは始まっていた。
すべては、あの孫野健一という男を舐めていた自分の判断ミスだった。
『う……動けないですし……このままどうすれば……』
どうすることも出来ない。
ただ、あの3人の男たちか孫野健一が来るのを待つしかなかった。
ノアは、目の前に見えるドアを見つめた。
後ろを見ることが、出来ないから正確にはわからないが、ノアの見渡せる範囲には、あのドアしかなかった。
『ガチャ』
目を開くと、コンクリートの床が広がっていた。
まだ、ノアははっきりと目が開いていなかった。
『こ……ここは……わ……私の部屋?』
そう思ったノアだったが、こんなねずみ色のコンクリートの床など知らなかった。
まだ完全に開いてない目を擦ろうと、手を動かそうとする。
『あ!! ダメですわ……う……動かないですわ』
手は後ろに縛られていた。
『こ……ここは……私の部屋じゃないですわ』
そのことを認識したノア。
そして、自分の置かれた状況もやっと把握した。
ノアは、パイプイスに座っていた。
そして裸の状態でパイプイスに縛られている。
ノアを、パイプイスに縛りつけているのは鎖だった。
丁度その鎖は、ノアの豊かな双乳を上下に挟むようにして、縛っている。
『く……鎖が……冷たいですわ』
直接、ノアの白い肌に鎖があたっているため、鎖の冷たさが直に伝わっていた。
なんとか、鎖をほどこうとして、カラダを動かすが、もちろんほどけなかった。
ノアは、辺りを見渡した。
何もない全面、ねずみ色のコンクリートで覆われた部屋。
「だ……誰か……誰か……」
ノアは、助けを呼ぶため叫んだ。
こんな裸で助けられても、死ぬほど恥ずかしかったが、もうそんなことを言ってられなかった。
しかし、ノアの助けを呼ぶ声など、届くはずもなかった。
ねずみ色のコンクリートに覆われた部屋で、そんな叫び声をあげても意味などないことはわかっていたが、それでも叫ばずにはいられなかった。
誰もいない部屋で、一人ぼっちになったノアは、急に今までの二日間を思い起こした。
思えば、孫野健一との婚約を一方的に破棄したことから、今回のことは始まっていた。
すべては、あの孫野健一という男を舐めていた自分の判断ミスだった。
『う……動けないですし……このままどうすれば……』
どうすることも出来ない。
ただ、あの3人の男たちか孫野健一が来るのを待つしかなかった。
ノアは、目の前に見えるドアを見つめた。
後ろを見ることが、出来ないから正確にはわからないが、ノアの見渡せる範囲には、あのドアしかなかった。
『ガチャ』