この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Backside storys
第2章 川嶋 晃佑
俺は、残業がないわけじゃないけど、勤続12年も経てば部下もいるし、ある程度調整できる。そもそも今は残業至上主義というか、長く会社に居るイコール仕事頑張ってる、て評価される程、単純な時代じゃない。
寧ろ長時間在席イコール要領が悪い、と評価が下がる可能性すらある。
俺らみたいな中間管理職、現場の上司がいつまでもダラダラ残ってるのも空気が締まらない、とも上から叩かれる。
上になる程仕事を要領よく回して、サクッと帰るのがデキる男の条件だ。
だから、エリが早番の時だって、俺のが遅く出て早く帰ってくる、ことになる。
金曜だけど、特に急ぎで片付ける仕事もなかった俺は、帰宅途中、スーパーに寄って晩飯の買い物をした。
今日はエリは早番だったから、俺が起きる頃にはもう出勤してて。残業してるったってそんな遅くはならないはず。んで、明日は遅番だから…久々にセックス出来んだろうな…あ、生理だったら無理かな…いや、生理の時、エリはいつも機嫌悪くなるから、多分大丈夫なはず。
寧ろ長時間在席イコール要領が悪い、と評価が下がる可能性すらある。
俺らみたいな中間管理職、現場の上司がいつまでもダラダラ残ってるのも空気が締まらない、とも上から叩かれる。
上になる程仕事を要領よく回して、サクッと帰るのがデキる男の条件だ。
だから、エリが早番の時だって、俺のが遅く出て早く帰ってくる、ことになる。
金曜だけど、特に急ぎで片付ける仕事もなかった俺は、帰宅途中、スーパーに寄って晩飯の買い物をした。
今日はエリは早番だったから、俺が起きる頃にはもう出勤してて。残業してるったってそんな遅くはならないはず。んで、明日は遅番だから…久々にセックス出来んだろうな…あ、生理だったら無理かな…いや、生理の時、エリはいつも機嫌悪くなるから、多分大丈夫なはず。